TBC メンズTBC 第13弾 労働環境 残業 未払い残業代 サービス残業

未払い残業代などの労働環境の実態を紹介します。
店舗などにより環境はけっこう違います。
特に現社員の方、ご了承の上参考にしてください。

早出、手待時間などの時間外手当をださないのは、『サービス業だから仕方ない』は通用しません。
社員も知識を持ちましょう!
定年までに2000万貯金必要なのに、サービス残業している今の現状はバカらしい!

労働環境がおかしいな?くらいはなんとなくでも気付いているはず。
『善意(?)の無関心』は自分の給料だけでなく、これから入社する後輩、そして業界自体の給料水準が低いままという悪影響がでます(出ています)。




『仮に、税金引かれる前の給料の支給金額(手取りではありません)が25万円のスタッフがいるとします。※みなし残業代3万は除きます!』

目安の173時間で割ると、目安の時給1445円。残業した場合の時給は25%増しの1807円です。(労働基準監督所で確認済み)
※シフト制の休みの所は、(基本給+手当)÷173時間が時給の算出方法として無難です。
※交通費は手当に含まれません。
※TBCは目安を168時間にしているようなので、多少ずれます。その場合、上記の人の時間外の時給は
1860円になります。

時間外手当(みなし残業代)として3万支給されているスタッフは3万÷1807円で、約16時間半分にしかならない残業代が支給されています。
(注: 給料により変動します。あくまでも上記の給料の例です)
(注:HPの初任給の例だと、元々の給料が低いので、残業時給も低くなります。なので、みなし残業代3万円が『21~24時間相当』になっています。)

また、HPには、例として10時45分~20時15分で休憩90分・実働8時間と記載ある。


カルテチェックや準備のために、仮に10時に出勤したら、45分が時間外になる。
さらに終礼が20時30分なら、プラス15分時間外。
その日60分時間外です。

それを仮に1ヶ月・22日出勤とすると22時間時間外になります。
22時間×残業時給1807円=約4万円です。
支給されているのが3万のままなら、毎月1万、1年で12万円の残業代が、未払いです。

1店舗に10人スタッフがいれば、年間120万の未払い残業代。

100店舗で1億2千万円。



さらに、規則規定集などで確認してください。
90分休憩の契約なのに、サロンで60分しか休憩とられていないなら、上記の条件だと、

45分+15分+30分=90分が時間外。
22日×90分=33時間が時間外。
33時間×1807円=約6万円が残業代。
見なし残業代3万なので、
つまり毎月3万円分が未払い残業代!!

1人年間36万未払い。
1店舗10人なら、360万未払い。
100店舗なら、3億6千万円が未払い。


正確に請求すればヤマト並の未払い残業代発覚ですかね。
『2015年末から2ヶ月かけて、サロン環境のヒアリングを実施した』ときにこの件はどうだったのでしょう?
適切な未払い賃金払ってるならいいでしょう。

『社員が自発的に早目に来てるから、時間外手当つかない』
『早目に来ないといけない雰囲気(先輩達の表情)』
なんていう、昭和体質やめましょう。


また、休憩中に電話がなったら対応する『電話番』。休憩中に来店があったら対応する『店番』も
時間外手当の対象です。
忙しいときは、『休憩中のスタッフ=電話番、店番』という考え方のスタッフもいますが、時間外手当の対象です。

休憩の定義は『業務から完全に離れた状態』です。
電話がなったらでなければ行けない環境は『労働時間』です。


検索すればたくさん出てくるので参考までに。
https://www.y-klaw.com/faq1/909.html



新人→定時上がり、休憩90分

先輩→サービス残業、休憩60分(残り30分サービス残業)
こんな環境を新人が見たら、自分もそのうちサービス残業させられると思って、辞めますよ。
続くのは『労働環境への知識が低いスタッフ』と『「サービス業なんだから労働環境悪いのが当たり前」と思っているスタッフ』です。

離職率高いのは数十年も相変わらず。
最近会ったTBCの人も『新卒って入社しても、ほとんどすぐ辞めちゃう』と言っていた。
……このセリフ、かなり前からずっっっとあります。

未払い残業代は、請求すれば支払ってもらえます。
なぜ請求しないのか。
怖いのか?パワハラが。
それと、未払い残業代の請求の知識が少ないのでしょう。

タイムカード(AIS社の『勤太くん』)を、残業が発生しないように打刻(入力)させている所も多いようです。(他社でもよくある話ですが……)
……ブラック企業の代名詞的な行為です。
バカ店長です。

エステティシャンのみなさん、は『現代の奴隷』ではありません。


集客力ある会社なので、環境変えて働きやすくするほうがいいとは思います。
同業他社、特に中~小規模に行くと、TBCの集客力の強さがわかるらしいです。


残業発生しないようにタイムカードを打刻させている店が多い=録音・録画のチャンスです。

何気なく『なんで時間通りに打刻するんですかね~?』とかチーフ・店長に質問して、その会話を録音すれば民事訴訟での証拠になります。
スマホで簡単に録音できますよ。






労働基準監督署なら無料で相談にのってもらえますよ。

あるいは、エステユニオンに相談するのもあり。
また厚生労働省で記者会見してもらいましょう。
未払い残業代とそれを隠す行為は断罪しましょう。
スタッフに知識がない、行動を起こさないって見下されているから、サービス残業させているんですよ。


http://esthe-union.sblo.jp/s/article/174602162.html

上記のリンクで確認できるように、国から勧告受けたり、行政指導が入る事案があったことなど、社員の方知っていますか?
知らないなら、『知らな過ぎ』です。
社員の方が普段見聞きしている、社内からの情報って、真実とは限りませんよ?

上記の勧告以降、朝準備の時間の分も時間外手当出るようになったとか、変わってないとか……

違法なことはエステユニオンも手助けしてくれます。
http://esthe-union.com/activity/company/tbc/




是非、この『契約だと90分休憩だけど、サロンでは60分しかとれていないかどうか』は確認したほうがいいですよ。

※今年の規則規定集ではありませんが、有志の方の規則規定集に『サロン勤務者は90分休憩』の記載を確認しました。
確かに毎日60分休憩だったとのことです。
90分って知っているけど、60分しかとれない所もあるとのこと。


お店の予約表では、スタッフの休憩時間は斜線(店により違いあるかも)引いていますが、1時間だけ斜線引いてありますよね。
その予約表(コピー可)と規則規定集と実際の時間外手当て(給料明細)持って、エステユニオンか最寄りの労働基準監督署に行きましょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/location.html

未払い残業代は『過去2年分』請求できます。

冒頭のケースだと、毎月3万円分が未払い残業代なので、1年で36万!2年で72万!が未払い。



給料こんなに誤魔化されています。
洗脳されていたり、知識不足の先輩の言うことは間違っています。
未払い残業代を返してもらいましょう。
支払われているなら、今後は適切に支払われるように常に見ましょう。

で、
・タイムカードはコピーしましょう。
・残業申請書(まだやってるの?)は、残業代を申請させづらくするための書面です。
申請したとき、担当者に嫌み言われたり、拒否されるなら『録音』しましょう。(民事訴訟での証拠になります)

書面での抗議もありです。
その際、書面提出の日付を忘れないこと、直筆にしてください。(労働基準監督所で無料対応してくれます。その際、書面での証拠が必要と言われます。)

・予約表のコピー。
規則規定集やHPの求人だと90分の休憩なのに、60分しか取れてない証拠になります。

・カルテチェックや朝準備は『仕事』です。
その為に、定時より早く出勤しているのですから、時間外手当(残業代)の対象です。

・朝練、夜練も時間外手当の対象です。
『教える人だけ時間外手当付く』なんてことやってた時期もありました。
そんなこと言うスタッフは、『労働基準法違反』です。
騙されてはいけません。
が、そのスタッフもそう教わったきたのでしょうけど……



・カルテの入力、記載も仕事です。
『休みの日に来て書いて。残業代?付くわけないじゃん!ずうずうしい。バカじゃない?』と言われる時期もありました。
……そいつらがバカなので、上記の場合、時間外労働ですね。
出勤日に残ってのカルテの入力、記載も当然時間外手当発生します。
『1顧客1分、ACとかあるなら3~5分でカルテ書けるでしょ!』と残業時間決めつけるスタッフもいましたね……

わざとだらだら入力、記載はやめたほうがいいですけどね……

・休憩も決まり通りの時間とれなければ、時間外手当の対象です。

・休憩中の接客、電話対応、契約手続きも労働です。

・なんなら、休憩中に外食してもいいんですよ。
『外食するな。』『外出もコンビニくらいにして。』と指示されているかもしれませんが、それは間違っています。
知識の低さが出ていますね……
下記、厚生労働省の『休憩』に関することです。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudoujouken02/jikan.html